ラルマティア校で実践訓練!【バングラデシュ】
3月10日はバングラデシュでは防災の日に制定されています。この日、ラルマティア校にて地震と火災を想定した実践訓練を実施しました。コロナ禍で生徒の人数を減らしての開催となりましたが、学校防災委員会メンバー、教員、職員、地域コミュニティメンバーが参加しました。訓練では、事業を通して設立支援をした学校防災委員会とその中の各グループの役割分担と手順の確認、また、雨水タンクの水を使った消火活動などを行いました。
バングラデシュでは、学校は年に一度避難訓練を行うこととされていますが、防災への関心の低さやノウハウがないことが理由で実施されていないケースが多いのが現状で、ラルマティア校でも今回が初めての訓練でした。参加者からは、「こうした訓練に参加するのは初めてで、とても嬉しいし、続けていかなければと思う」、「災害の想定や役割分担など事前に打ち合わせをしていたものの、いざ実施となると分からないこと、うまくいかないことがあった」、という感想が聞かれました。訓練を通しての気づきは訓練後の評価会でよく話し合われ、次回に活かされることとなりました。
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2022/03/14