【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

9月5日、外務省日本NGO連携無償資金協力事業（2年次）のモデル校であるラルマティア校にて、学校運営委員会と教員向け防災研修の一環として防災まちあるきを実施しました。学校運営委員会のメンバーと教員に加え、消防局の職員と地元コミュニティのリーダーも参加し、ともにリスクアセスメントとアクションプランニングを行いました。

ラルマティア校は、生徒の寮や校長の住居が隣接する広い敷地にあります。ダッカでは珍しい広い校庭がある一方、避難経路がひとつしかないこと、廊下や階段にものが多く置かれて避難の妨げになることなどが指摘されました。

参加者は、生徒の安全を守るということを念頭に、真剣に危険箇所の確認と議論をしていました。教員の一人は、「見慣れた校舎のはずが、災害をイメージして歩いてみるとまったく違うものに見え、防災の必要性が分かった」と話してくれました。

今回の学びを、校内そしてコミュニティの防災力向上に生かしていきます。