最前線で活躍するバラナシの防災大使!【インド】
インドのバラナシからニュースが届きました。2015年度から2018年度に実施していたバラナシの事業で、医療、教育、法律、主婦、商業分野等、多方面に亘る市民代表を選抜し約10名の防災大使を任命していました。その内の一人で緊急医療に従事するプラサンナ先生が、インド・バラナシにおける新型コロナ感染症対策の最前線で活躍中です。プラサンナ先生は、国家災害対応部隊NDRF No. 11と共に実施した数々の防災研修を修了し、本邦研修参加し京都市での視察研修にも参加していました。医療に係わる傍ら市民への予防を呼びかけており、4月24日付の現地の新聞紙「Amar Ujala」紙で報道されています。
行政や医療の崩壊が懸念される中、全ての人々に医療や行政の支援が届くわけではない現実があります。こうした中、プラサンナ先生だけでなく、多方面で防災大使が活躍中です。平時から地域で様々な分野防災の担い手を育成することが、やはり被害を最小限に留めるために必要であると改めて感じています。
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2020/05/07