京都南ロータリークラブ例会にて「My Hometown日印子ども会合の成果報告」
12月12日、京都南ロータリークラブ例会にご招待をいただき、事務局長の大津山光子より、11月20日に京都南ロータリークラブの皆様のご支援を得て実施した「My Hometown日印子ども会合」の成果報告をいたしました。
報告内容は以下の3つです。
- 実施したこと:準備から当日まで
- 子どもたちの声:参加した子どもたちは何を感じ考えたのか
- まとめ:対話から生まれたもの
防災と気候変動について子どもたちが話し合う「My Homertown」を通じて、わたしたちが願っていることは、遠い国・まちとの対話を通じて両国の子どもたちが「つながる体験」をすることです。
このつながる体験が、地球規模の共通の課題である気候変動の問題の気づきとなり、予防としての環境、そして適応としての防災について共に関心を高め、考える・伝える・学び合う機会となればと願っています。
「2.子どもたちの声」の部分では、期待される効果を6つの事項に分類し、日印両方の子どもたちに実施した事後アンケートの分析結果をもとに成果を報告しました。
①総合学習の成果発信力↑、②国際交流・多文化理解↑、③気候変動への適応・防止への必要性理解↑、④英語学習への意欲↑、⑤ICTの活用↑、⑥まちへの愛着↑という6つの指標において、著しい向上が見られました(詳細は年内に発行・公開する報告書にてご紹介いたします)。
この成果の背景には、約2年にわたって京都市教育委員会と先生方の多大なるご協力と、京都市が全市的に長年にわたって推進されてきた環境教育・総合学習・英語学習の確かな基盤が挙げられます。インド側もまた、芸術や文学など、それぞれの学校で重視してきた学びを生かした発表をしていました。My Hometownは普段の活動を推進すると共に、子どもたちが成果を世界に発信する舞台だったように思います。
気候変動は、地球規模で共助を要する課題です。
このMy Hometownが自分のまちも相手のまちも大切に思い、地球規模の課題に向き合うことができる人材の育成に資する体験となっていることを願ってやみません。
最後に改めてご支援をいただきました京都南ロータリークラブの皆様、ご協力をいただきました京都市教育委員会並びに参加校の皆様に心より感謝を申し上げます。