【常時受付中】SEEDS Asiaインターン募集
SEEDS Asiaは、アジアの国々の児童・生徒をつなぎ、防災の取り組みとまちの魅力を発信する、国際交流イベントの運営をご一緒に担って頂ける新たな運営仲間を募集しています!
業務内容はこちらのインターン募集要項をご覧ください。
勤務地(オンラインも可)・業務期間・時間は相談に応じます。
日本を含むアジアの防災・気候変動・教育・国際交流・災害の伝承、復興まちづくりなどにご興味のある学生さんのご応募をお待ちしております。
是非ご検討ください☺
過去にご活躍いただいたインターン生の所属校(英語表記を除きあいうえお順)
・関西学院大学(1名)
・京都大学・および大学院(9名)
・神戸市外国語大学(1名)
・新潟大学(1名)
・日本大学(1名)
・Presentation High School(米国)(1名)
インターンで参加していただいた新潟大学3年生(当時)からの感想をご紹介します。
①インターンシップに参加して得た知識・技術
5月から7月まで、インターンシップとして受け入れていただきました。私は、地元である新潟県三条市が、7.13水害をはじめとし、度々水害に見舞われてきた地域であることから、水災害について興味を抱いてきました。また、東南アジア地域への3度の渡航を経て、途上国支援の現場に立つという目標を抱き、今回、日本およびアジア圏で防災事業を展開する認定NPO法人SEEDS Asiaの活動に携わらせていただきました。
インターンシップでは、ミャンマーヒンタダ地区における地域調査レポートの和訳業務を行いました。業務を通じて、事業実施前に住民参加のディスカッションおよび調査を行い、課題を可視化、目標を明確化させることが重要であると、学びを得ました。特にアジア圏では、多種多様な文化・宗教に応じた、地域毎のニーズに合う支援が必要であると考えます。また、資料や論文を閲読する中で、自然災害リスクに対する地域レジリエンスの強化ならびに飲料水となる井戸水の汚染への対策は、ミャンマーに限らず、アジア圏の多くの地域が抱える共通課題であると認識しました。技術支援に加え、災害や衛生に対する地域住民の意識の啓発および人材育成活動を行い、地域住民自身による安全な地域社会の維持を促す包括的な支援が必要であると、新たな知見を得ることができました。和訳作業を通じ、英文の読解力および英文を自然な日本語に訳す能力が向上した点も、私にとって、大きな収穫であったと考えています。
➁今後の進路に、インターンシップの経験をどう生かすか
私は建築学を専攻しており、卒業後は大学院への進学を考えています。これまでは、住民や行政との対話を通じ、建造物の保存や景観の整備を行う、いわば定性的なまちづくりに取り組むことを考えていました。しかしながら、今回のインターンシップを通じ、途上国においては、災害レジリエンスの強化に向けた数理的データの分析およびシステムの構築等、定性的かつ定量的なまちへの対峙が必要であると気が付きました。また、防災分野での支援にさらに興味を抱いたため、今後は、社会や文化が異なる諸外国、特に、災害リスクの大きいアジア諸国に焦点を置き、災害機構の究明および災害低減技術分野での研究に携わりたいと考えています。今回のインターンシップの経験を活かし、建築単体にとどまらず、水質管理やインフラ整備等、幅広い知見を持ちまちに対峙できる人材となるよう、学習を進めていきます。