SEEDS Asia×兵庫県教育委員会×JICAによるフィリピン・中部ビサヤ地方における3つ目の事業がスタートしました!【フィリピン】
SEEDS Asiaは2013年11月に発生した台風ヨランダ(国際名:ハイエン)の後、2014年初頭から様々な形でフィリピンの中部ビサヤ地方(第7地方)の教育省及び学校との関わりに基づく事業を展開してきました。中でもJICA草の根技術協力事業においては、現地教育省による学校防災を強化するために、兵庫県教育委員会とJICAとも長期的なパートナーシップを組み、合計6年近くプロジェクトを実施してきました。
この度、同技術協力事業のスキームにて3つ目の事業「中部ビサヤ地方における学校防災強化・推進事業」を開始しました。この開始を広くアナウンスし、これまでの取り組みや今回の事業内容について共有・協議するために、去る1月6日にキックオフセミナーをセブ市にて開催しました。このセミナーには教育省第7地方事務所とその管轄下の地区事務所から関係者をお招きし、兵庫県教育委員会教育企画課の職員及び兵庫県下の公立学校の教職員で災害への備え・対応支援に関する特別な訓練を経たEARTH(Emergency and Rescue Team by school staff in Hyogo)員による兵庫県の教育分野における防災の取り組みを共有しました。
JICAフィリピン事務所や教育省本省防災管理室からもご参列いただき、本事業が果たす役割について強調をしていただく場面もありました。
事業は始まったばかりですが、早速その進め方に関して参加者から積極的な提案をいただきました。今後具体的な活動を進めていくのが楽しみです。引き続き皆さまのご支援・ご協力をお願いいたしますと共に、本事業の開始並びに今回の専門家派遣に当たり、多大なるご協力を頂きました兵庫県教育委員会の関係者の皆様、現地に赴き専門家として活動のご紹介をいただいた兵庫県教育委員会の代表者の方並びにEARTH員の先生に深く感謝申し上げます。