オススメ:SEEDS Asia理事 が編著した「社会科学から見るSDGs」について
SEEDS Asia理事の桜井愛子氏(東洋英和女学院大学国際社会学部教授 兼 東北大学教授)が平体由美先生と編著された「社会科学からみるSDGs」が発行されました。
地球規模の大きな目標であるSDGsを意識しながら、わたしたちは日々のくらしの中でどのような小さな選択と行動ができるのだろう?
そんな疑問に対し、社会科学的分析・検討、そして分かりやすい具体的事例と協議ポイントによって「全てはつながっている」ことを鮮明に浮かび上がらせ、わたしたちの小さな選択に「物差し」を見いださせてくれる一冊です。
中を開くと、協議ポイントがあることが特長です。読んだことをみんなで話し合い、共に学びを深め、協力して実践していく、そんなSDGsの包括性・複雑性・連帯性のようなものを体現されている構成です。さらに、キーワード集が巻末にあり、高校生や大学生にも是非お勧めしたい一冊です。
目次をご紹介いたしますと、13章で構成されています。
短時間でも少しずつ、通学・通勤時間に読み進めることができますね。
はじめに
第1章:外国にルーツを持つ児童の生徒の教育
第2章:性別をめぐる社会的不公正
第3章:公衆衛生
第4章:自然災害と持続可能な社会づくり
第5章:ディーセントワーク
第6章:貧困と飢餓の撲滅
第7章:貧困とその解消
第8章:新しいエネルギーの在り方と国際経済
第9章:コーヒーから考えるサステナビリティ
第10章:民主主義社会における「表現の自由」とジャーナリズムの役割
第11章:SDGs時代におけるシティズンシップ
第12章:SDGsを取り巻く国際政治
第13章:国連におけるSDGsの発祥から見る人類の進歩
あとがき
キーワード集
地球規模の大きなSDGsという包括的・包摂的な目標と私たちの目の前の現実。
このギャップを認識し、そして「じゃあ私は何をしよう?」を考えるための一冊。
是非手に取ってご覧になってくださいませ!
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2022/04/17