コミュニティ防災計画作りの実施 (Vol. 21)
新年あけましておめでとうございます。
あまりお正月という雰囲気がありませんが、
こちらは過ごしやすい気候となりました。
しばらくブログがご無沙汰し、申し訳ございません。
さて、学校での防災授業が一通り終わり、
今回は地域における防災計画作りのご報告をしたいと思います。
11月と12月に、2か所のコミュニティで
防災活動計画作りのワークショップを行いました。
地域で活動するには、人民委員会の協力が欠かせません。
私達は、幸い良い関係を築くことが出来たため、
無事に活動することができたと思います。
人民委員会の方たちにはとても感謝です。
11月23日Thuan Phuoc区の人民委員会にて |
12月5日Hoa Cuong Bac区の人民委員会にて |
今回2か所で行われた防災計画づくりでは、両地域合わせて
なんと100名近い人が参加してくれました!
参加者は人民委員会、自治会の代表、コミュニティのメンバー、
学校の教員と生徒、およびダナン工科大学のエコクラブの学生でした。
これも人民委員会の協力のおかげです。
ワークショップでは、防災専門家が地域の住民による防災の
取り組みについて講義をし、その後、それぞれ
「人民委員会」、「住民代表」、「学校教員・生徒・保護者」、
そして、「大学生」のグループに分かれ、
自分たちの地域の特徴、災害が来た時に何が必要か、
どうしたらいいか、また自分たちの役割について、
彼ら自身で話し合ってもらいました。
地域住民自ら話し合うことは、彼らの防災に対する意識を高める上でも、
とても大切なことです。
その話し合いの中で、今まで意識しなかったことや、
足りない部分、などが見えてきます。
グループごとの発表の様子 1 |
グループごとの発表の様子 2 |
グループごとの発表の様子 3 |
地域(T))の人民委員会は環境、防災に対してとても積極的であり、
私達の活動に対してもとても熱心に協力してくれました。
そのおかげで、私達の活動の様子が地域のテレビで
取り上げることになりました!!
しかし!!
テレビ観戦、スタンバイOK!? |
今だに謎です。。。
ファシリテータより指導を受ける地域(T)の教員・生徒チーム |
積極的に話し合う地域(T)の人民委員会チーム |
どうやって話し合いを進めたらいいのか 途方に暮れている地域(H)のコミュニティメンバーチーム |
ようやく話がまとまってきた! 地域住民(H)のコミュニティメンバーチーム |
今回のワークショップが今後の住民の方々の意識向上に
少しでも貢献できれば、と思っています。
今回のワークショップで出してもらった提案を基に、
SEEDS Asiaは地域での防災活動を具体的に進めていきます。
そのレポートはまた後日アップします!
それでは、2011年も皆様にとって良い年になりますように。
今年もよろしくお願い致します。
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