【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

プロジェクトが始まりました!!

読者の方、ご無沙汰しております。ダナンから再びブログを開始しました。

2011年3月に「学校を中心としたコミュニティ防災力の向上支援」プロジェクトが終了しておりましたが、2011年9月からダナン市教育局(Department of Education and Training: DOET)とともにJICA草の根技術協力プロジェクト「学校防災教育の能力向上支援」プロジェクトとして活動を再開しました。

 

ダナン市海岸沿い。いたるところで建築現場が
あり、海岸沿いは埋め立てが進んでます。

 

 

街を流れるハン川。居住地もあまり水面から
高くなく、洪水の危険性は高い。

 

ダナン中心部。ハノイやHCMCに比べたら
大したことないが、車の数も増えつつある

 

 3月に帰国してすぐに、東日本大震災が発生。SEEDS Asiaは、情報の収集と英語でのSituation Reportの発信をしたり、6月からはCWS神戸市の助成のもとで、宮城県気仙沼市での復興支援事業を行ったりしてきました。

もともとベトナムのプロジェクトにかかわる予定だったのですが、気仙沼市での活動の立ち上げにかかわり、気仙沼復興協会(KRA)や教育委員会、学校関係者の方とも一緒に仕事をしてきました。なんだか途中でベトナムに行ってしまうのは後ろ髪をひかれる思いというか。。。忙しくて大変な思いをしておられるのにもかかわらずすごく前向きで、いい表現ではないかもしれませんが、いろいろ大変なこともありましたが一緒に仕事をしていて楽しかったです。現在も現地ではSEEDS Asiaスタッフが、仮設住宅に居住されていらっしゃる方々の支援を行っています!!

KRA事務所。机を貸していただきありがとうございました。
KRAによる仮設住宅敷地でのお茶っこの様子。
神戸の高校生もこのときは参加してました。
気仙沼市のSEEDS専従スタッフは私なんかよりもっともっと大変だろうし、なれない寒い東北で今までとは違う困難に立ち向かっていくことになるのかとも思いますが、ベトナムから応援してます。そしてなにより、被災地の皆様の一歩一歩着実な復興を祈念しております。
ここベトナム・ダナン市でも義援金を集めて日本を送ってくださったそうで、大変感謝しております。ベトナム自体は地震多発国ではありませんが、フィリピン近海で地震が起きた場合、津波が来る可能性がないわけではありません。ここダナンでも津波に備えた防災訓練を行おうという動きもあります。
せっかくかかわったこのダナンと気仙沼。うまくかかわらせる形で将来なにかできたらと思っています。ダナンの皆さんが集めた募金が、日本でどう生きていて、被災者の方々がどんな状況にあるのかも伝えていかないといけない、とも感じています。
次回は、9月26日に行ったキックオフワークショップの様子をお伝えしたいと思います。写真は一足先にSEEDS AsiaのFacebookに掲載していますのでご覧ください!!
SEEDS Asiaウェブサイトは、こちら
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2011/10/10

各地からの活動報告