【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

来る7月末から8月初旬にかけ、最後のTOT（教員への研修）が実施されます。今回の対象者は、ダナン市内の残す141校の教職員282名。昨日、実施前のトレーナーへの勉強会が開かれました。参加者は、4名のトレーナー教師を軸に、7地区教育訓練局（BOET）職員、7防災拠点校から教頭および教員の計50名弱。当日は近くに低気圧が来ているということで、6月にしては涼しい中で3時間半がアッという間に過ぎ去りました。嘗て実施した3回のTOT（7拠点校関係教育職員・クアンナム省教育職員・フエ省教育職員）では各校10防災プログラムを取り上げましたが、今回のTOTは夏休みでもありプログラム数を減らしてほしいとの要望があり、結果７～8プログラムが選ばれました。また、TOT実施に際し運営面で協力してくれるBOETは、今回直接教員の話し合いには参加せず、これまでのSEEDS Asiaが実施してきた防災活動の振り返り、および今後の気候変動も取り込んだ防災教育の在り方を討議しました。 　今回の勉強会は、学校の状況を考慮したプログラム選択、およびBOETの管理側からの防災教育への取り組み、つまりベトナム側からの積極性が見られたものとなりました。次回勉強会は7月16日です。