京都大学大学院インターンによる気仙沼滞在報告(その3)
SEEDS Asiaでは、3月11日~3月22日の2週間、京都大学大学院生をインターンとして受け入れました。インターンが見聞きして感じた、気仙沼の現状です。
3月14日
今日は気仙沼復興協会(KRA)の定例会に参加させていただきました。
KRAさんは、我々と業務を提携している団体で、仮設住宅への見回りや県外からのボランティアの方の受け入れ、写真等の記録作り等の業務を行っておられます。
各セクションの報告がなされる中、次に開催されるイベント等の打ち合わせも行っています。
その中で、次に予定されているイベントを開催する前に、スタッフが実際経験して、イベントに対する修正点等を見つけておられました。
改めて気づかされたのが、「KRAスタッフの方も被災者である。」ということです。
仮設住宅に未だ避難されている方に、支援の目が行きがちですが、そうした方への支援をされている地域の方も、被災者の一人ということを、県外から来ている者として、忘れてはいけない、と改めて認識させられました。
同じ被災者でありながら、それでも地域の人たちのためになんとかしてあげたい、と支援業務に携わっているのは、「地域に対する想い」という気持ちがあるからだと思います。
こうした方を含めた支援、というのが私たちが考えるべきことではないかと、改めて考えさせられました。
<京都大学大学院インターンによる気仙沼滞在報告>
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2013/04/02