ミャンマーからの国外避難児童・生徒が通う移民学校での事業開始
2024年3月末より、ミャンマーからの国外避難児童・生徒が通う移民学校での事業を開始しました。4月上旬から中旬にかけて現地を訪問し、関係者間での活動計画に合意しMOUを締結し、必要な機材を調達・配備しました。
本事業では、多様な危機への対処能力を高める教育プログラムをメータオクリニックと連携して提供し、子どもの保護とリスク対処能力向上につなげることを目的としています。
この事業では、わたしたちはあえてICT機器を導入しています。現地で、インターネットやSNSを介した人身取引や性犯罪、麻薬や薬物取引、子ども兵へのリクルーティング活動、サイバーいじめや性被害などが発生している中、インターネットを利用する際にはこうしたリスクが伴うことを事前に知ること、そして子どもたちが加害者にも被害者にもならないための、倫理的な行動を学ぶことが不可欠となっています。
帰還でもない、定住でもない、居住移動性が高い子どもたちは、多様なリスクに晒されています。わたしたちは、こうした子どもを多様なリスクから守り、そして未来をつくる活動を行ってまいります。
なお、本事業はジャパンプラットフォームの助成により実施しています。
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2024/05/01