【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

子どもたちへの教育継続支援実施と協力のお願い【ミャンマー】

 ミャンマーでは、コロナ禍と政情不安の中、約2年間にわたり学校が閉鎖していました。このままでは、貧困の深刻化など、潜在的な社会課題が大きく膨らみ、より災害に脆弱な状態に陥ることが懸念されます。

 

 公教育下の960万人の子どもたちが影響を受けており(出典UNESCO) 中でも、530万人に及ぶ児童が読み書き計算、そして社会規範など、生涯に亘って必要となる基礎教育の機会を奪われたことが分かっています。この膨大な数の子どもたちをこのまま見過ごすことは、ミャンマーの未来にとって深刻な事態を及ぼすものであると考えています。

 

 そこで、11月から緊急支援の呼びかけを開始したところ、京都東ロータリークラブ、大阪東ロータリクラブの有志の皆様より、ご支援・ご協力を賜りました。ここに改めて感謝申し上げます。お預かり致しましたご支援は、洪水常襲地として知られるミャンマーのデルタ地域のヒンタダ地区の8校(471名分)の児童向け文房具として活用させていただきました。長期的な視野に立ち、ミャンマーの未来と「学びたい」という子どもの希望を、温かいお気持ちで支えてくださったことを、ここに改めて深く感謝申し上げます。

 

 現在、現地政府との連携が困難であるため、政府間、国際機関による支援は難航しており、私たち市民同士の協力のチカラを結集することが必要です。これからもミャンマーにおける複合的な災害リスクにある子どもたちへの支援活動に注力していく所存でございます。どうぞ、皆様お力添えの程、宜しくお願い申し上げます。

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2022/05/01

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