【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

2月28日、ミャンマーにおける施工上の課題や教訓を広く共有し、円滑な施工管理/監理へのヒントとすべく、「よりよい建物をつくるためには」と題したトークセッションを、事務局長大津山光子と建設（施工管理）専門家である瀧野雅文氏で実施しました。

本トークセッションは、人道支援として構造物を今後も建設していく可能性が高い層として、ミャンマーで活動する日本のNGOネットワーク（JNN-M）の登録団体を対象とし、教育や保健施設など、建設案件を抱える日本のNGOに呼びかけ、14名9団体が参加しました。瀧野専門家が長年蓄積してきた施工に関わるノウハウと、途上国の共通事項とミャンマーの固有事項を含め建設にあたる課題の共有と対応、コロナ禍や政情不安といった本事業中に発生した数々の危機への対応を含めた事項が「よりよい建物をつくるためには」というハンドブックと共に共有されました。

事前のアンケートでの記載事項を含め、参加者からは多くのNGOが建設上の課題について困難を抱えていることが共有されました。2時間程度のセッションでしたが、今後もこのような機会が求められていること、そして知見を共有が現地で暮らす方々の安全につながることを強く感じる時間となりました。