ミャンマー情勢と活動状況(5~6月)【ミャンマー】
ご心配・ご支援頂いている皆様へ
2月1日以降、国内でも報道されているミャンマーにおける非常事態にあたり、お問い合わせやご心配を頂き有難うございます。
SEEDS Asiaは昨年度より、エヤワディ地域ヒンタダ地区ワーボチーボ村にて事業を行い、住民の方々の避難場所ならびに、子どもたちの雨季における教育機会を保障するため、高床式の学校兼シェルターを建設すると共に、地域と学校の連携による災害対応能力の強化を図ってきました。長引く政情不安や新型コロナウイルス感染症の中で、現地状況の把握に努め、対象者の方々、現地スタッフ及び家族の安全を最優先としながら、事業を進めております。
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▼5月5日
国民統一政府(NUG)が少数民族武装勢力との連携による人民防衛隊の設立を発表
▼5月13日
日本政府が緬政府への食糧支援を発表(400万ドル)
▼5月14日
ミャンマー経済銀行が入出金の制限がない口座を開設することを発表。
4月18日に逮捕されインセイン刑務所に収容されていた邦人ジャーナリスト北角氏が釈放される旨発表
▼5月16日
CDMに参加していた教員が逮捕される(バゴー地域、ダイウー地区)
▼5月17日
米国による追加制裁(軍事政権幹部など16人)発表
▼5月21日
軍政権が新たに設置した連邦選挙管理委員会がNLDに解散処分を検討する旨発表
▼5月22日
ティンガンジュン地区(ヤンゴン市内)で銃撃戦。警察隊員一名死亡。
▼5月24日
アウンサンスーチー国家顧問初公判が行われる。
▼6月8日
カヤー州での戦闘により約10万人が国境越えによる避難
衆議院(日本)にてミャンマー軍のクーデター非難と共に、民主的政治体制の早期回復を求める決議が採択される。
▼6月10日
アウンサンスーチー国家顧問が複数の汚職容疑で立件される。
▼6月13日
ミャンマーに対するG7外相声明により、国軍・警察隊による暴力への非難が表明される。
▼6月16日
W杯に来日していたサッカーミャンマー代表選手ピエリヤンアウン選手が帰国拒否。
▼6月18日
ヤンゴン地域タムエ地区にて、手榴弾が軍用車に投げられ警察・軍隊の二名死亡、7名重症。
▼6月22日
マンダレーで市内銃撃戦。市民による人民防衛隊8名が死亡
▼6月27日
ミン・アウン・フライン国軍最高司令官が二年以内に総選挙を実施するとテレビ局の取材で発言。
▼6月30日
チン州人民防衛隊と国軍・警察隊が衝突。
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2021/06/14