マイ・ホームタウン 子ども会合を開催しました!
【日本 インド バングラデシュ フィリピン ミャンマー】
12月3日、SEEDS Asiaの事業地の学校にお声がけをし、15周年記念イベント「マイ・ホームタウン 子ども会合」をオンライン開催しました。参加校は5つの国から10校にわたり、それぞれの学校が位置するまちの自慢と災害への備えについて英語で発表し合いました。
気候変動という地球共通の課題を抱え、これからその対応を迫られる子どもにとって「守りたいまちがある」ことと「世界の他の地域の人と交流し、お互い思いやる心を持つ」ということは、地球市民としての最初の歩みだと言えます。
参列したSEEDS Asiaテクニカルアドバイザーの岸田蘭子教育専門家からは「お互いのまちのことを知り、相手の暮らしを想像し、協力し合えることを考えることは、私たち人類にとってとても重要なこと」とのメッセージを頂きました。
例えば東日本大震災で被災した地域の学校は「被災時にあなたの国からこんな支援をいただきました」と感謝のメッセージが込められたり、長野市長沼地区の学校は「ふるさとで一番美味しい食べ物」としてりんごをカメラの前で見せてくれたり、鳥羽市立鳥羽小学校はカメラの前で名産のお菓子を食べたり…それぞれの学校が特色ある発表をしてくれました。
また、日本以外の学校からの参加者はこれまでのSEEDS Asiaとの関わりについて「トレーニングをしてれたのでコロナ禍でも授業が続けられるようになった」、「気候災害への対応の仕方がわかった」などの嬉しい報告をしてくれました。
英語の習熟度の違いもありましたが、それくらいの違いは大した問題ではありません。今回のイベント参加者が世界中に友達を作って、共にこれからの地球を生きるということに少しでも貢献できたなら幸いです。
最後に、難しい挑戦だったにも関わらず、快くご準備の上ご参加下さった学校の先生方に感謝致します。
一部学校の発表内容はYouTubeのプレイリストにてご覧頂けます。