【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

アジアの災害記録と記憶:東日本大震災

2011年3月11日に発災した東日本大震災から、10年を迎えました。

発災から10年を迎える今でも、先月2月13日に発生した福島県沖地震など、東北沖を中心に揺れが続いています。

災害は絶えず発生するということを実感させられると共に、その経験・教訓を伝え命を守ることの大切さについて改めて考えさせられました。
SEEDS Asiaは2011年から2017年3月まで、宮城県気仙沼市に現地事務所を構え、行政・学校・地域団体、住民の方々と共にコミュニティの復興に携わりました。
仮設住宅のコミュニティづくりや、学校と連携したコミュニティ/防災教育支援等、地元団体、気仙沼市、教育委員会、社会福祉協議会の皆様と連携しながら、多岐にわたる活動を通し、復興に向けた歩みに微力ながら関わらせて頂いた日々とみなさまとの出逢いは私たちにとっても忘れられません。
震災から5年経った頃、活動を動画として記録しまとめました。
同動画は、先日2月20日(土)に開催され、SEEDS Asia理事の及川幸彦氏(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター主幹研究員)、アドバイザーの上田和孝氏(新潟大学准教授)がそれぞれプログラムコーディネーター/講師を務めた、第7回「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」 減災教育フォーラムにおいて、放映されたものです。
災害の記憶の風化が懸念される今だからこそ、震災当時のようすやまちの復興の過程、被災された皆様との取り組みを知っていただければと思います。
気仙沼市の復興の過程にご一緒させていただいたことを光栄に感じますと共に、深く感謝申し上げます。
現在、令和元年東日本台風で被災を受けた長野県長野市長沼地区の支援を展開しており、気仙沼市階上地区から地区レベルの復興計画についてご経験とご知見を共有頂くなど、つながりも生まれています。
SEEDS Asiaは、阪神・淡路大震災、東日本大震災の教訓や経験、アジアの知見を被災地内外につなぎ、災害に負けないまちづくり・人づくりにこれからも取組んで参ります。

ビデオは以下URLからご視聴いただけます。

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2021/03/11

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