第1回防災教育及びコミュニティ防災検討会会議【ベトナム】
2015年2月4日、本事業2年次における第1回防災教育及びコミュニティ防災検討会会議がクアンナムDOETにて開催されました。今回の会議では、DOET及びDARDより、2014年の活動結果報告、シーズアジアより2015年に実施予定の活動について共有され、今度展開する活動の目的や内容についてより具体的な協議を行ないました。
写真：DOETによる報告
DOETのロック職員より、
「6校の防災モデル校にて、第１学期における防災クラスを実施しましたが、事業により教授法やいくつかの教材がシーズアジアより提供され、さらには父兄も参加した防災教育を実施できたこと等、初めての試みであったにもかかわらず、非常に満足のいく結果が得られました。」
写真：DARDによる報告
DARD灌漑局のTy局長より、
「本事業は特に学生等の災害弱者に対する“意識の向上から行動力へ”という他とは異なる特別なモデルを実施する事業です。DOETの報告にもあったように、防災教室の有効性は省全域の教育に含めるべきだと思います。さらに、私たち検討会メンバーは、時間を惜しまず、シーズアジアとともに事業を実施し、また別途会議の場を持てるよう、みなさんの協力をお願いしたいと思います。」
シーズによる2015年の活動計画発表の後、ディエンバン郡BOETのホアンさんとタイさんより「2015年に実施予定の218校向けのワーキンググループ（教員研修）については、6郡の学校と時間を調整するとともに、教員講師数は各モデル校より3～8名、参加する教員は各学校から2～5名が望ましい」とコメントがありました。
写真：検討会メンバー全員で
今回の会議では、DOET及びDARDによる支援体制を改めて確認するとともに、挙げられた意見や提案はより良い事業を実施するために配慮していき、2015年もDOET、DARDとともに事業目標達成を目指して尽力して参ります。