単行本「グローバル社会のコミュニティ防災: 多文化共生のさきに」に寄稿
吉富志津代著『グローバル社会のコミュニティ防災: 多文化共生のさきに』 (阪大リーブル) [単行本]2013年3月28日発行に、コラム「海外のコミュニティ防災活動の意義」を寄稿いたしました。
ご関心がおありの方は、ぜひご一読ください。
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『グローバル社会のコミュニティ防災: 多文化共生のさきに』
(阪大リーブル) [単行本]2013年3月28日発行,190ページ
吉富志津代著
内容:コミュニティラジオを中心とした多言語での情報発信の豊富な
経験をもとに、移民をはじめ多様なマイノリティとともに暮らす
地域社会のあり方を提言
目次:
プロローグ
第一章 多様化した日本におけるコミュニティ防災
1.コミュニティ防災とは
2. コミュニティの多様な構成メンバー
3. コミュニティ防災を促進させる三つの鍵
4. マイノリティは災害弱者なのか?
5. インドネシアで学ぶコミュニティ防災
【コラム】海外のコミュニティ防災活動の意義
(NPO法人シーズ・アジア事務局長 中川裕子)
第二章 阪神・淡路大震災からの気づきーボランティア元年
1. 住民自治の重要性
2. 震災の救援活動から日常的なまちづくり活動へ
3. 多文化共生をめざす活動の影響
第三章 気づきを東日本大震災の復興へつなぐ
1. 多言語ネットワークを活用したその後の災害支援活動の展開
-阪神・淡路大震災から、5年、10年、13年ー
【コラム】東日本大震災で生まれた広域対応型支援体制とは
(長岡市国際交流センター長 羽賀友信)
2. 東日本大震災支援活動
ー多言語/ラジオ/移民コミュニティを柱として、分断と排除を
うまないためにー
【コラム】東日本大震災の災害エフエムは多様な住民参画が不可欠
(NPO法人エフエムわいわい代表理事 日比野純一)
3.少数者として暮らしている移民の視点への気づきへ
【コラム】難民の被災地ボランティア
(難民ナウ!代表 宗田勝也)
第四章 コミュニティ防災におけるマイノリティへの視点が示唆するもの
1.権利としてのアクセシビリティと公共性
2. マイノリティの中の移民
3. 「人権」について-この章のまとめとして
【コラム】外国人住民はコミュニティ放送の運営に参画できない!?
(NPO法人エフエムわいわい代表理事 日比野純一)
エピローグ