【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

【ミャンマー大地震 緊急支援】ミャンマー工学会・地震委員会による建物被害調査実施中

SEEDS Asiaは、2024年3月28日に発生したミャンマー大地震を受け、現地のCSO(市民社会組織)と連携し、ザガイン地域を中心に命をつなぐ食料支援を行っています。さらに、ミャンマー工学会(Federation of Myanmar Engineering Societies)およびその傘下のミャンマー地震委員会(Myanmar Earthquake Committee) と共に、建物被害の調査支援にも取り組んでいます。
ミャンマー工学会は、2008年のサイクロン・ナルギス以降、ミャンマーの防災・復興のパートナーとしてSEEDS Asiaが共に歩んできた、エンジニアを中心とした非営利の専門団体です。
 
2024年4月3日には、ミャンマーで事業を展開する日系企業(ご本人のご希望により企業名は非公表)より大型のご寄付を現地でお預かりしました。
 
 
このご寄付は、被害調査にあたるボランティアの移動費・機材費・研修費、そして調査と併せて配布する水や食料などの支援物資費用として、ミャンマー工学会 /ミャンマー地震委員会に託し,迅速な対応そして調査範囲の拡大につながっています。
建物被害調査の目的は、
■地震被害の全体像を把握すること
■公共インフラや家屋の安全性を確認し、二次被害の防止につなげること
■倒壊の不安から屋外での生活を余儀なくされている方々が、安心して避難や生活の判断ができるようにすること
にあります。
 
 
このような調査をすることにより、同じような被害が発生しないよう、次の再建に向けた技術的な教訓を生み出すこともまたエンジニアならでの役目となります。
 
 
現在、ミャンマー工学会/ミャンマー地震委員会は、マンダレー、ザガイン、シャン州、ネピドー、ヤンゴンなどミャンマー全土に広がるネットワークを活かし、エンジニアのボランティアを募るとともに、各地で調査活動に向けた研修・調査を進めています。
 
 
引き続き、皆さまのご理解とご支援、ご関心を賜りますようお願い申し上げます。
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2025/04/15

各地からの活動報告