フィリピン事業概要 III(2022年~2025年)
SEEDS Asiaは、2014年よりJICA草の根技術協力事業にて兵庫県教育委員会とともに、教育省とのパートナーシップの下、教育セクターの防災事業を行ってまいりました(第1期、 第2期)。
JICA草の根技術協力事業によるフィリピンの学校安全・防災支援の集大成となる「第3期」として、SEEDS Asiaは兵庫県教育委員会と共に「中部ビサヤ地方における学校防災強化・推進事業」をセブを中心とする中部ビサヤ地方(フィリピンの行政区分として第7地方と呼ばれています)で実施しています。
本事業は、これまで行ってきた学校教育・災害管理の経験を踏まえ、過去の災害伝承や現在の気象リスクといった新しい視点を取り入れた学校防災研修パッケージを開発し、第7地方の全体で学校安全・防災が推進されていく仕組みができることを目指します。
本事業によって、管轄省庁である教育省第7地方事務所内で計画として位置づけ(広げる活動)、学校防災(教育も管理も)が中部ビサヤ地方(第7地方事務所管轄地域)に拡大・普及するよう、学校と教育省との連携を一層強化しながら進めています。
240312-フィリピン第3次事業説明資料(日本語)
上記の事業に加え、下記の事業と共に、あらゆる手法・レベルでフィリピンの学校安全の推進に向けた相乗効果を図っています。
- 一般社団法人東京倶楽部助成「フィリピンと日本の高校生の交流を通じた防災分野の若手人材交流・育成事業」
- 一般社団法人WNI気象文化創造センターの研究助成「Enhancing Coping Capacities Towards Extreme Weather by Promoting Disaster Management and Meteorological Education in Schools Through Youth-led Weather Observation:高校生の気象観測を通じた防災と気象教育の促進による異常気象への対処能力向上事業」
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2024/11/30