My Hometown 日印子ども会合の実施報告
11月20日、京都南ロータリークラブのご支援と京都市教育委員会のご協力をいただき、オンラインで「My Hometown日印子ども会合」を開催しました。
このイベントは、アジアの子どもたちが交流しながら気候変動や防災について考え、未来を担う地球市民として成長することを目指すオンラインイベントです。今回のセッションでは、日本の京都市とインドのバラナシ市という、共に古い歴史と伝統を持つ都市を「川」をテーマにつなぎ、未来を生きる子どもたちの間に新たな絆が生まれることを願い実施しました。
参加校は、インドのバラナシ市からSant Atulanand Convent SchoolとRajghat Besant School、京都市からは鴨川を挟んで東側の養正小学校と西側の京極小学校の、4校総勢107名の6年生が参加しました。
各校が「川」をテーマとする発表を行った後、質疑応答では、まちの名前の由来や、川の生き物、遊び方、学校の授業や活動、日本での防災訓練などについてなど、活発な意見交換が行われました。
日本の会場では、オンライン終了後に参加記念品として、児童が描いたイラストをモチーフとしてシサム工房さんに作製を依頼したオリジナルエコバッグの贈呈式が行われました。児童の代表からは、「インドのことやガンジス河のことだけでなく、自分のまちや鴨川のことももっと知ることができ、より好きになった」と感想が述べられました。参加してくれた子どもたちが、エコバッグを見るたびにこの日を思い出してほしいと願っています。
また、実施後のアンケートでは、「遠く離れたインドにも日本と似たところがあることがわかりました。将来、インドに行ってみたい!」という声や、「川の問題に取り組む共通点を感じた」といった感想が寄せられ始めています。
ご協力・ご参加いただいた4校の児童、先生方、そしてすべての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。