【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

モデル校選考のための学校訪問【フィリピン】

SEEDS Asiaが現在行うJICA草の根技術協力事業「中部ビサヤ地方における学校防災強化推進事業」では学校教員向けの防災管理・防災教育の学校防災研修プログラムを開発します。
 
 
この研修プログラムの開発の過程では、実際に1つの学校に「モデル校」として、試験的にその研修を受けてもらうことになっています。SEEDS Asiaと学校防災タスクフォースは、2023年4~5月にかけて教育省第7地方管轄下の小中高一貫校を対象に、モデル校になりたい学校を募集していました。
 
 
7月、SEEDS Asiaは学校防災タスクフォースとともに応募のあったいくつかの学校に訪問をしました。モデル校の選定条件の1つを「災害リスクが高いこと」としているため、リスク分析のための情報収集を校内見学や、周辺のまちあるき、学校教員と地域の方々へのインタビューを通して行いました。

モデル校候補 校舎内の視察の様子

モデル校候補校関係者からの情報収集

モデル校候補校周辺の様子(ヤシの木など、日本との植生の違いがよく見えます)

モデル校候補校関係者からの聞き取り

モデル校候補校の視察の様子

 
各学校が防災に関して改善できそうな部分をSEEDS Asiaや学校防災タスクフォースからアドバイスした場面もあり、選考・調査が主目的でありながらも、各学校に防災に関する経験を共有する機会にもなりました。
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2023/08/16

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